切断面の美しい、鉄筋コンクリートや壁面の目地切りを実現。
ウォールソー工法とは、切断箇所に走行用レールをアンカーで固定し、ダイヤモンドチップを刃先に配した丸鋸(=ブレード)を回転・走行させることで、直線的にコンクリート構造物を切断する工法です。
この工法は、内側から切断可能な工法である為、背面に地山がある場合や従来では困難であった狭い作業環境においても、高精度かつスムーズな施工を実現いたします。
技術特性
Technical feature- 斫り工事に比べ、騒音・振動・粉塵が少なく、周辺への影響が少ない施工を実現いたします。
- 施工用途に応じ、さまざまなブレードの大きさに対応いたします。
- 機械台数により工程を調整できるため、作業時間の短縮が可能となります。
- 切断面の精度が高く、仕上がりも美しく平滑なため、切断後の断面補修の手間を低減させます。
- 水平、垂直、多種多様な角度でのカッター切断が可能なため、橋梁、護岸ブロック撤去、建物の開口部などの切断にも適しております。
- 建物内部からの切断が可能なため、架設設備の少ない鉄筋コンクリート構造物の切断・解体、構造物壁面への開口あけ、壁面の目地切り工事が可能となります。